第25回例会です。
新年1回目のホーム例会です。皆さま今年も宜しくお願い致します。
今日の会長の時間は、『矜恃』について。
『矜持』は自分の内側でしっかりと自信を抱いているというニュアンスがあり、一方の『矜恃』は自分の中の自信を積極的に外側に出していくというようなニュアンス。
ロータリアンの活動は外へ向けてのものなので、『矜恃』の方が合いますね。
卓話は私の生業、ということで吉川会員から会計士の歴史について学びました。
ハンムラビ法典の中に”領収書を伴わない銀は勘定に入れない”ということが記載されており、文字よりも先に簿記(帳簿)が使われていたそうです。
フランス初の中央銀行設立、ミシシッピ計画にてルイ14世が生み出した多大な財政赤字の解消、バスティーユ襲撃に至った会計から見た歴史。イギリスでも同時期に南海泡沫事件が起きて世界初の会計監査報告がされ、産業革命によって固定資産が増加し、減価償却の発生主義会計が生まれ、スコットランドで世界最古の会計士協会が設立されました。
会計士は会計の専門家であり、会計の歴史=不正の歴史
バブルから取り付け騒ぎ、そしてバブル崩壊など やり方次第でどうにでも利益操作できる状況をその時代の人々がルールを創る。とても難しかったのですが、会計の歴史、すごくおもしろかったです。